余市川の鮎の情報 北海道栽培漁業振興公社より
2020年6月19日記述。本日、公益社団法人 北海道栽培漁業振興公社
の調査事業本部から 以下の資料を釣り愛好家の皆様にお伝えいただき
たいとのことで、お送りいただきましたので、
内容をそのままコピーして以下に掲載させていただきました。
一釣り人として、今年の鮎釣りをするのにとても参考になりますので、
ありがたいです。また、余市郡漁業協同組合と栽培振興公社が余市川の
鮎復活のために、どのような取り組みをなさっているのかを理解する
事にもなると思います。皆様、下記の資料をご活用ください。
令和 2 年 6 月 19 日
余市川のアユ天然遡上、種苗放流に関する情報提供
公益社団法人北海道栽培漁業振興公社
今年の北日本日本海側のアユの遡上については、阿仁川漁協組合長の
菊地賢一氏の HP (http://www.kumagera.ne.jp/kikuti/)などで好調さ
が報じられており、本道でも期待が膨らんでおり ましたが、本公社の
公益目的事業の内、北海道産アユ増殖技術開発試験における天然アユ
採捕 調査において、去る 6 月 4 日に、種川合流点の瀬で僅かな時間で
アユ 70 尾を採捕することができま した(写真 1)。
昨年も同様の調査を行っておりましたが、もっとも採捕数が多かったの
が 6 月 25 日の 12 尾でしたので、これと比較してもかなり多いものと
なりました。
余市川では、近年アユ漁業の不振が続いていたため、本公社が余市町や
余市郡漁業協同組合 と協働し、アユ移植放流試験等に取り組んで参りま
したが、その成果が多少とも現れた結果であれば たいへん喜ばしいこと
と考えております。
さらに、6 月 18 日には、余市川の仁木大橋上流の瀬で、12cm ほどに
成長した良型のアユ 3 尾を 含む4尾が採捕され、数は決して多くはあり
ませんでしたが、今後が期待される成果を得ることができました(写真 2)。
余市郡漁業協同組合では、6 月 19 日に、
体長 9~14cm の山形県小国川産のアユ種苗を、余市川本流の
長沢橋付近、
大正橋付近および支流白井川の明治ドローム
(AKAIGAWA TOMO PLAYPARK キャンプフィールド)付近に、
本公社試験分の約 60kg を含め、計約 180kg を放流済み で、
下流域の天然アユを含め、7 月 1 日の解禁が期待されます。
放流されたアユの友釣りが本格化するのは 7 月下旬以降となると考えられ
ますが、たくさん釣獲して 頂いて、
入漁券販売所で配布するアユ釣りアンケートにお答え頂き、
今後の余市川のアユ資源増大 の資料とさせて頂けましたら幸いに存じます。
宜しくお願い申し上げます。